映画「孔子の教え」で見る歴史が動いた瞬間

こむずかしいと思われがちな映画「孔子の教え」。だが、内容は孔子をひと通り理解するのには十分楽しめる映画だ。孔子の生きた時代を理解するのにはうってつけとも言え、孔子は何者だったのか、何をしたのか、この映画で感じていただきたいと思い、ファンである私が立ち上げたサイトです。

孔子について 「孔子の教え」主なキャスト

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    映画「孔子の教え」で見る歴史が動いた瞬間

    こむずかしいと思われがちなこのタイトル。だが、内容は孔子をひと通り理解するのには十分楽しめる映画だ。彼の生き様は今や世界中に知れわてることとなり、彼の教えのもとに作られた思想は、今でも深く根付いている。

    また、映画は全体的に品があり、映像美もため息が出るほど。中国映画の良い所を存分に楽しむことが出来、孔子の生きた時代を理解するのにはうってつけとも言える。

    孔子は何者だったのか、何をしたのか、この映画で感じていただきたいと思い、ファンである私が立ち上げたサイトです。

    映画「孔子の教え」

    孔子の教え』(こうしのおしえ、原題: 孔子)は、2009年の中国映画。

    中国が生んだ史上最高の思想家、孔子。弟子が編纂した言行録「論語」は日本でもなじみ深いが、孔子がどのような人物であるか、そしてどのような生涯を送ったかはあまり知られていない。多くの門弟を抱え、成功者のように思える孔子だが、現実には本作で語られるように彼の理想の政策は道半ばにして挫折し、理解はされても実行される事がなく、失意の日々を多く味わっていた事がわかる。そんな孔子を演じるのは、中国映画界最大のスター、チョウ・ユンファ。最近はハリウッドでの活躍も目覚しいが、孔子にはカリスマ性あふれる彼の存在なくして考えられない。派手なスペクタクルシーンもある中国映画界の超大作だが、どんな特殊効果も彼の存在感に勝る事はないだろう。

    解説

    『論語』で知られる孔子の半生を描く伝記映画。陰謀により国を追われ、14年にも及ぶ旅に出た孔子の姿を描く。出演は、「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」のチョウ・ユンファ、「ウィンター・ソング」のジョウ・シュン、「四川のうた」のチェン・ジェンビン。監督は、「愛にかける橋」のフー・メイ。

    あらすじ

    紀元前501年の中国。晋・斉・楚の大国3国に隣接する小国・魯の国政は、権力を握る三桓と呼ばれる3つの分家により混乱していた。君主・定公(ヤオ・ルー)は安定した国を築くため、孔子(チョウ・ユンファ)に大司寇の位を授ける。孔子はその期待に応え、次々と改革を進める。殉葬など古い慣習の撤廃や新しい礼節の制定だけでなく、斉との同盟条約を無血で締結させ、外交でも力を発揮した。孔子の非凡な才能は各国に伝わり、他国の為政者は孔子に関心を寄せる。なかでも衛の君主・霊公の妻で実質的な権力者である絶世の美女・南子(ジョウ・シュン)は孔子を気に入り、自国に引き込もうと画策する。衛や斉から孔子を招聘したいという書簡が次々と届き、孔子の功績は季孫斯(チェン・ジェンビン)ら三桓も認めるところとなる。紀元前498年、孔子は国相代理となる。孔子は国相代理として、三桓の影響力を弱めようとひそかに動き出す。しかし、孔子の弟子・公伯寮の密告により、そのことが三桓に知られてしまう。三桓は定公を抱き込み、孔子を魯から追い出す。孔子は家族を残し旅に出る。しかし、顔回(レン・チュアン)や子路をはじめ多くの弟子たちが合流する。孔子たち一行の諸国巡遊の旅の先には、数々の出会いと別れのドラマが待ち受けていた。

    孔子の子孫も登壇!衆議院議員会館にて『孔子の教え』試写会開催

    引用:http://www.cinematoday.jp/page/N0036784

    [シネマトゥデイ映画ニュース] 8日、「論語」で知られる孔子の生きざまを描いた映画『孔子の教え』の特別試写会が衆議院第一議員会館で行われた。上映前には自民党広報本部長の甘利明議員、野田聖子議員、山谷えり子議員らがあいさつに立ち、30万部を超すベストセラー「こども論語塾」シリーズ(明治書院)の著者・安岡定子による「論語」の素読も行われた。

     まず壇上に立った甘利議員はブッダ、キリストと並び世界三大聖人と崇められる孔子を紹介すると共に、自身の誕生日8月27日が旧暦では孔子の誕生日と同じになることを明かし、「大変、縁を感じております。今後は“政界の孔子”と呼んでいただいて結構です」とユーモアたっぷりのあいさつを締めくくった。

     続いて野田議員は、東日本大震災の被害が大きかった宮城県気仙沼市の中学校で、卒業生が「天を恨まず、人を咎めず」という本作のキャッチコピーにもなっている言葉を胸に巣立っていったエピソードを明かし、「日本の道徳心や勇気というものは、『論語』から学んでいたのだとも感じています」と、約2,500年前の孔子の言葉が今なお人々の心を支えるものであることを語っていた。

     山谷議員は「力と力、暴力のはびこる乱世の中で求めたものだからこそ、今の時代においても力があるのでは」と「論語」を評し、全国各地で19に及ぶ「論語」の定例講座を行っている安岡講師を紹介。安岡講師は「2,500年前に思いをはせ、精神世界を豊かに、よりどころのある人生にしていただきたい」と話し、朗々と「論語」の一節を読み上げていた。

     また上映前のあいさつでは、孔子75代目の子孫にあたる孔健氏(世界孔子協会会長)が壇上に立ち、「このような機会を設けていただき、先祖を代表して感謝いたします」と謝辞を述べる場面もあった。

     本作は紀元前6世紀、春秋戦国時代の中国を舞台に「論語」で知られる孔子の後半生を描いた歴史超大作。オーストリアとの合作映画『愛にかける橋』の女性監督フー・メイがメガホンを取り、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』などハリウッドでも活躍中のチョウ・ユンファが孔子を演じている。(取材・文:長谷川亮)

    映画『孔子の教え』は11月12日よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開

    『論語』

    学而篇
    • 学びて時にこれを習ふ、亦説ばしからずや。朋遠方より来たる有り、亦楽しからずや。人知らずして愠(うら)みず、亦君子ならずや。
      學而時習之 不亦說乎 有朋自遠方來 不亦樂乎 人不知而不慍 不亦君子乎
    • 巧言令色、鮮(すく)なし仁。
      巧言令色 鮮矣仁
    陽貨篇にも同じ句がある。
    • 有子曰く、礼をこれ用うるには、和を貴しとなす、と。
      有子曰 禮之用和爲貴
    聖徳太子の「憲法十七條」第1条「以和爲貴(和を以って貴しとなす)」(出典『日本書紀』)の引用元ではあるが、有子の言であり、孔子の言ではない。
    • 子曰く、人の己を知らざるを患えず、己の人を知らざるを患えん。
      子曰 不患人之不己知 患己不知人也
    人が私のことを知らないということなどは気にせず、私自身が人のことを知らないということを気にしなさい。
    • 己に如かざる者を友とするなかれ
      無友不如己者
    • 過ちては則ち改むるに憚ること勿れ
      過則勿憚改
    • 夫子は温、良、恭、倹、譲。
      夫子溫,良,恭,儉
    為政篇
    • 吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑はず。五十にして天命を知る。六十にして耳順ふ。七十にして心の欲する所に従いて、矩(のり)を踰(こ)えず。
      吾十有五而志於學 三十而立 四十而不惑 五十而知天命 六十而耳順 七十而從心所欲 不踰矩
    • 故きを温(たず)ねて新しきを知る、もて師となるべし。
      溫故而知新 可以爲師矣
    冒頭四字をとって「温故知新」とも。古訓には「故きを温(あたた)めて」とする。
    • 君子は器ならず。
      君子不器
    • 子貢君子を問ふ。子の曰く、まずその言を行ひ、而(しか)して後にこれに従ふ、と。
      子貢問君子 子曰 先行其言 而後從之
    • 君子は周して比せず、小人は比して周せず。
      君子周而不比 小人比而不周
    • 学びて思はざればすなはち罔(くら)し、思ひて学ばざればすなはち殆(あやう)し。
      學而不思則罔 思而不學則殆
    勉強しただけで考えることをしないと、ものごとにくらくなり、考えただけで体系的な勉強をしないと、独断に陥ってしまう。
    • 子曰く、由や、女に誨うるにこれを知るや。これを知るを知るとなし、知らざるを知らざるとなせ。これ知れるなり。
      子曰 由 誨女知之乎 知之爲知之 不知爲不知 是知也
    里仁篇
    • 子曰く、賢を見てはひとしからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みる、と。
      子曰 見賢思齊焉 見不賢而内自省也
    公冶長篇
    • 道行われず、桴(いかだ)に乗りて海に浮ばん。
      道不行 乘桴浮于海
    この国で道が行なわれないようなら、いっそ海に出てしまおうか (その向こうの東夷の地に行ってしまおうか)。
    • 朽ち木は雕るべからず。糞土の牆は朽るべからず。
      朽木不可雕也,糞土之牆,不可杇也
    朽木は柱にすることが出来ない。糞土で作った塀は塗ることが出来ない。
    人の曲がった性根は繕うことが出来ないという意味。四字熟語「朽木糞牆」の元となった。ただし近代の文献学的研究には、この章句を後代の付加であるとする意見がある。
    雍也篇
    • 民の義を務め、鬼神を敬して之を遠ざくは、知と謂ふべし。仁者は難を先にして獲るを後にするは、仁と謂ふべし。
      務民之義 敬鬼神而遠之 可謂知矣 仁者先難而後獲 可謂仁矣
    • 知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は動き、仁者は静かなり。知者は楽しみ、仁者は寿(いのちなが)し。
      知者樂水 仁者樂山 知者動 仁者靜 知者樂 仁者壽
    • 難きを先にして獲を後にす
      先難而後獲
    • 己達せんと欲すれば人を達せしむ
      夫仁者,己欲立而立人,己欲達而達人
    述而篇
    • 述べて作らず、信じて古を好む。
      述而不作 信而好古
    • 不義にして富み且つ貴きは、我に於いて浮雲の如し。
      不義而富且貴,於我如浮雲
    子罕篇
    • 後生畏るべし。焉んぞ来者の今に如かざるを知らんや。
      後生可畏 焉知來者之不如今也
    自分より年少のものがいつ自分を追い越すかわからない。つまり若いからといって侮ってはならない。
    陽貨篇
    • 性相近きなり、習い相遠きなり。
      性相近也 習相遠也
    人間は先天的なものの差は小さいが、その後の教育においてその差が生じる。
    • ただ女子と小人は、養ひがたきとなす。
      唯女子與小人 爲難養也
    • 鶏(にわとり)を割(さ)くに、焉(いず)くんぞ牛刀(ぎゅうとう)を用(もち)いん。
      割雞焉用牛刀
    先進篇
    • 顔淵死す。子曰く、噫、天は予を喪ぼせり、天は予を喪ぼせり。
      顔淵死 子曰 噫 天喪予 天喪予
    • 未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん。
      未知生、焉知死
    • 過ぎたるはなほ及ばざるがごとし。
      過猶不及
    子路篇
    • 子曰く、君子は和して同ぜず。小人は同じて和せず。
      子曰 君子和而不同 小人同而不和

    『孔叢子』

    • 古の訟へを聞く者は、その意を悪んで、その人を悪まず。
      古之聽訟者、惡其意、不惡其人。
      いにしえの裁判官は、犯罪者の犯意を悪として裁くのである。孔鮒(孔子の子孫九代目)の刑法論の書中の孔子の言葉。罪を犯す意思がない行為を罰しないという現代の刑法と同様の考えである。

    孔子の批判者

    『荀子』

    • 仲尼、顔淵は、知にして世に窮す。
      仲尼、顏淵 知而窮於世。